| 2003年に日本脳卒中協会が脳卒中の予防のために標語として作ったものです。一項目ずつ解説していきましょう。 |
| ■手始めに高血圧から治しましょう |
高血圧は最も強力な脳卒中危険因子です。
高血圧の治療をすることで、脳卒中の4割は発症が予防されます。
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| ■糖尿病放っておいたら悔い残る |
世界の疫学調査をまとめてみれば、非糖尿病者にくらべ糖尿病者では2〜4倍 脳梗塞になりやすく、女性により多いとの報告が多いようです。
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| ■不整脈見つかり次第すぐ受診 |
心房細動という不整脈がある場合、心臓の中に血の塊(血栓)ができやすく、これが流れ出すと脳塞栓をおこします。血液が固まるのを防ぐ薬(抗凝固薬:ワルファリン)を適切に内服していると7割くらいは心原性塞栓症の予防ができます。
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| ■予防には煙草を止める意思をもて |
喫煙者ではアテローム血栓性脳梗塞がふえますが、禁煙するとその危険度は5年後には、非喫煙者と同じレベルまでに下がります。
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| ■アルコール控えめは薬、過ぎれば |
脳梗塞では少量飲酒(日本酒で一日1.5合以内)では脳梗塞の予防効果がありますが、それ以上では発症率が増加します。ただし、脳出血に関しては少量の飲酒といえども発症率が上がります。
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| ■高すぎるコレステロールも見逃すな |
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が高いと、アテローム血栓性脳梗塞を起しやすくなります。
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| ■お食事の塩分・脂肪控えめに |
食生活は生活習慣病予防・治療のかなめです。とくに塩分は一日10g以下にして高血圧を予防します。脂肪は動物性脂肪(飽和脂肪酸)の取りすぎをふせいで、肥満・高脂血症の予防に有効です。
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| ■体力にあった運動続けよう |
| 適度な運動をつづけることが、内臓脂肪型肥満の発症を予防 |
| ■万病の引き金になる肥り過ぎ |
肥満の度合い(BMI)が上昇すると、ラクナ脳梗塞が発症しやすくなります。肥満は脳卒中だけでなく、すべての生活習慣病の地盤となります。
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| ■脳卒中おきたらすぐに病院へ |
近い時期にt-PA (tissue Plasminogen Activator)という血栓溶解薬が発症3時間以内の超急性期脳梗塞に対する使用が認可されそうです(欧米では以前から脳梗塞の治療に認可されていたにもかかわらず、日本では心筋梗塞にしか認められていませんでした)。この薬が認可された折には、脳梗塞が起きた疑いがあれば、できるだけ早くこの治療をうけられる病院へ入院させることが必要になるでしょう。
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